my DELTA Life

Lancia Delta との日々をつづっています。 現在はメンテナンスやモディファイが中心になっています。

2012年10月

最近思ったのが、
ギャレットの新しいGTXシリーズも出て、低速からでも立ち上がりの良いタービンも製品化されてきた為、以前から何度か書いているツインスクロールに拘らなくてもいいのでは?
と、思っています。
その代わり、小さいタービンで、排気効率のいいウエストゲートにし、コンプレッサーの特性上限まで使い切るよう効率を上げ、高回転の伸びを稼ぐようにしたら、 と感じてます。

それで、下記で書いた記事「製品化されたエキマニ/ダウンパイプ(アウトレットパイプ)」の続報です。
イメージ 2


ここで載せたエキマニについてProtoxideに聞いたところ、下の回答が来ました。
  1. 取り付けには、純正ラジエターのファンでは干渉するので、薄いファンにする必要がある。
  2. ウエストゲートのパイプが横に長く伸びているは、大気解放で考えているから。 短くすることもできる。

ラジエターファンは、純正にしたいと伝えたところ、TIALのV-Bandのタービンハウジングを使うなら、他のエキマニでオプションがあると言ってきました。

イメージ 1



見ると、T25/28とTIALが選択できます。

これに、ウエストゲートパイプを取り付け出来るそうです。





それで、短いウエストゲートパイプにして、そこから下に伸ばせば、丁度フロントパイプのところに降ろせ繋げられるので、それほどコストもかからないと思いました。

ウエストゲートとの配管はこんな感じ ↓

イメージ 3
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フロントパイプの接続も、V-Bandにしておけば、サーキットでは外してしてしまえばいいので、より効率をあげて走る事が出来ます。

ギャレットより、2分割のコンプレッサーハウジングと、4分割のタービンタービンハウジングが開発されたようです。

Garrett Quad-Scroll Turbine Housing & Divided Compressor Housing

イメージ 1


写真を見てわかるように、コンプレッサー出口が2分割されています。

構造が見えてませんが、今までの1.5倍の効率があがるようです。
ホントか?!
。。。一応そう書いてます(笑)

こちらは、今後GTXシリーズにオプション設定されようで、ボルトオンで交換出来るので、容易に効率アップ出来そうです。
今後は、GTX2860Rなどの最新タービンを装着した方が、何かと恩恵がありそうです。

一方、4分割のタービンハウジングは、今までのツインスクロールをクアッドスクロールにした為、より低速から立ち上がるものと、思われます。
こちらは、タービンブレードに排ガスが当たる時、排気干渉が起らず、1気筒・1パルスのガスの流速となる為、ツインスクロールより、より効率よく回転力に変換出来るものです。

最近Garrettの開発時間が短縮されてきた感があります。

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