海外サイトのパトロールをしていたら、こんなの作ってくれないかなーって思っていたのが製品化されてました!(笑)
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以前Tialのタービンハウジングについて書いたことがあります。
ステンレス製で、円形の入口の為、軽量で且つ排ガスの流れがスムーズです。

それから、取り付けはVバンドなので、タービンの脱着が簡単な為、走行ステージによりタービンの大きを変えるなんてことが出来ます。






しかし、使いたくても、エキマニやダウンパイプはワンオフになってしまい、更にアクチュエータータイプでないので、狭いデルタの隙間にウエストゲートを這わせる必要がありで、取り回しに苦労します。

今回にパトロールで見つけたのは、このTialのタービンハウジング用としてエキマニとダウンパイプがセットで製品化されてました。
※エキマニのコメントを読むと、円形のエキマニ出口形状を、デルタのタービン入口のT3形状に変換するアダプターが付くとあります
 おそらく、Tialでも、純正T3形状でも、どちらも使えるようにしたんだと思います(買う人が少ない為の対処と思われます)
エキマニ
ダウンパイプ(アウトレットパイプ)

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Tialのハウジングを前提にすると、ダウンパイプは、タービンハウジングからフロントパイプにそのまま繋げられ、繰り返しになりますが、エキマニもハウジング入口にそのまま取り付けられる円形のVバンドタイプです。

但し、写真からでは、ウエストゲートの取り回しは、ちょっと??になります。
おそらく大気解放で考えられていると思われます。

そこで考えてみたところ、写真の横に伸びているウエストゲート用パイプの中間を切ってしまい、そこに90度曲げたパイプで下に降ろし、その先のフロントパイプ近くにウエストゲートを取り付けて、フロントパイプと繋げれば、無理のない形状で、更にメンテナンスもしやすいと思います。

上で書いたウエストゲートの取り回しとは違いますが、参考にしたのは下のデルタ用エキマニの写真です。
これは裏側からパイプを這わせて降ろし、右寄りにウエストゲートを付けてますが、上で考えたのは、エキマニ直下から降ろし、写真より左側でフロントパイプがちょうど平らになったあたりに接続というイメージです。
これだと、エキマニからウエストゲートの取り回しの加工が少ないので、安く仕上がると思います。

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ウエストゲートの場合、オーバーシュートし難く、また排気効率が良いので高回転まで安定して使えるので、タービンを使い切る事が出来、大きなタービンでなくても高出力を得やすいので、扱いやすいタービンを選択が出来るメリットもあると思います。

PS.
最近サボってましたが、日々情報のアップデートがあるので、やはり定期的に海外パトロールは必要です(笑)
次回はAEMのフルコンについて載せようと思っています →AEM Infinity-10 EMS でググルと情報出てきます。